3月は恒例下北沢でのワンマンライブ1本のみ。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
いつもワンマンライブをやらせてもらってる下北沢のrpm(ついこないだColored Jamから改名しました)はかなり狭いので、息づかいが聞こえるぐらいの距離と言っても過言ではないですね。
息づかいといえば、リーダー渡辺には妙なクセがあります。
気づいてる方もいるかと思いますが、ギターを弾くときに「シィーーーーーーッ」と息の音が出るんです。
けっこうな音で、レコーディングのときにエンジニアさんが困ったというエピソードもあるくらいで。
今まで数えきれないほどの共演者が、「そのシーー、やめてみたら?」と言った(と思う)んですが、ついに病は治らず現在にいたっています。
まあ、そのぶん歌心あふれるギターの音色が出てるような気もします。
ただシーーなしでも歌心のあるギタリストはいっぱいいますね。
たぶんここらへんが彼のギターの才能の限界なんでしょう。
でも曲は悪くないですね。
じゃなきゃこれだけの(どれだけ)メンバーがロクな譜面もなしにへいこらと演奏はしないですからね。
ただ、メンバーから曲に不満が出ることがないと言えば嘘になります。
あるときサックスの関根氏がこんなことを言いました。
関「トモさんの曲は、やっぱりギタリストの曲ですよね」
渡「どこがだよ」
関「管のフレーズにも、ブレス(息つぎの箇所)がないんで苦労するんですよ」
渡「(小心なのでやや落ち込みながら)そこは才能でカバーしてくれよ」
とかなんとか、そんなやり取りを聞きながら、私(池宮)は持ち前のロジカル・シンキングで矛盾の匂いを感じ取りました。
池「トモ、いつもギター弾くとき息でシーーーッて言ってるのに、なんでブレスないフレーズ作るの?」
渡「...そうだ。おかしいな!」
一同「?!!!」
渡「待てよ...(弾いてみる)」
「シーーーーーーーッ」
「シーーーーーーッ」
「シーーーーッ......あっ!!!」
なんか息を吸うときもシーーーッて言ってたみたいです。
次回ライブは4月4日(金)同じく下北沢rpmです。
吸っても吐いても息の合った演奏でお待ちしております。