"Metro Wilderness"、ついに今週発売となりました!
CDショップ、オンラインストアなどほとんど全てのところで、現在絶賛品切れ中です!
ごめんなさい!
週明けぐらいから補充されますのでしばしお待ちください。
そして日付変わって本日土曜は渋谷UNDER DEER Loungeでのレコ発ワンマンライブです。
冠婚葬祭以外の用事は差し置いてご来場ください!
さて、前回の予告通り、今回は渡邊智幸のインタビュー記事です。
渡邊がマニラへの英語留学を控えた7月某日、吉祥寺のカフェでのインタビューです。
ユンタ(以下Y):何から話そうね。
ブログはかなり間が空いてしまったんだけど、前回までのあらすじというか、最近までのところは前編で書いておくので…
比較的最近の出来事から?
トモユキ(以下T):まず新メンバーの加入は大きな出来事だね。
(新メンバーのひとり、河原崎聡(ts)。存在感。。。)
菊地剛(key)はサウンドの変化にかなり影響が大きい。
特に小山田(ds)との相性は抜群にいいね。
あと左手のベースがベーシストにはありえないような動きをするじゃん?
もうラインじゃないじゃん、ソロ弾いてるようなさ。あれが不思議な独特なサウンドを…
音感もいいんだろうね、速いね覚えが。
(注:前任者も超速かったのです…JAZZ KLAXONには譜面がないしリハーサルも少ないので、速くないと加入できないという現実があります。)
Y:アルバムの内容についてはどうかな。
T:やっぱフィリピン(2018年12月のマニラツアー)からの流れだろうね。
Y:ツアーでやってた曲ばっかだもんね。
T:新メンバーで集中的にやって曲の形が固まったところはあるね。
(注:うまいメシもたくさん食いました。)
あとソロの比重も、以前はホーンに偏ってたけど。
最近はホーンがバックでハーモニーやってて、その上で鍵盤とかギターがやると、ラグジュアリーというかさ。ちょっと言い過ぎかもしれないけど。
(注:ラグジュアリーはおそらく言い過ぎです。)
Monsoorhythm(アルバムにも収録)なんかはそれが上手くできたんじゃない。サビのところとか。
手法としては、ちょっと現代的なジャズにも寄ってるところはあるかもね。
(注:そう、バンド名にジャズという単語が入っていますが、実はだいたいの曲はそんなにジャズではないのです。)
特にカート・ローゼンウィンケル(gt)とか、どっかしら影響受けてんのかもね。
ニューヨークで観たときなんかも、オーケストラのうえでソロずっと取ってて。バックはオーケストラなんだけどギターは電気なんだよ。あのイメージは近いかもね。
Y:たしかにそういう場面増えたよね。
T:うん。
T:またワケ分かんねーこと言ってるなと思われるかもしれないけどさ、絵で言うとね、『AKIRA』でハイテクな街の中で、金田が七輪でサンマ焼いて食ってる場面があるのよ。ああいうのがやりたいのよ。
分かる?
Y:分かんない。
T:土着の技でテクノロジーに挑むじゃないけどね。
だから、前も言ったけどおまえ(パーカッション)ももうちょっとフロント寄り(の役割)のほうがいいんじゃない。
Y:あ…俺がサンマなのね……
(そうなのか?)
T:もしかしたらジャンベとかでもいいのかもしんない。
Y:そのうち入れたいけどね…
T:おまえわりとソロよりもグルーヴのほうが好きなの?
Y:いやそんなことないけど、このバンドの歴史とともに長い時間をかけてベースの役割に寄ってきたんだよ。
T:まあ、それでタイトルの”Metro Wilderness”も、そういう絵をイメージしてるんだ。
Y:『都市の荒野』ね。
T:Nelsonはコメント書いてくれるの?
(注:Nelson Gonzales。フィリピンのケソンにあるジャズクラブTAGO Jazz Cafeのオーナーにして自身ドラマーでもある。マニラのジャズシーンのキーパーソン。)
Y:書いてくれたよ。CDの帯に載せるから、今Katherineにデザインしてもらってる。
(注:Katherine Sy。今作のビジュアルデザインをお願いしたマニラのデザイナー。)
デザインいいよね。日本人のデザインにはない感じあるし。逆輸入感あるんじゃない?
Y:曲、こってりしたのが多いね。
T:でもキャッチーだと思うけどね。
Y:料理でいったら、肉料理〜肉料理〜肉料理みたいな感じだよ。
T:ビタミンはあんまりないね…
昔ボブサップ弁当ってあったね。そういう作品になりそうだね。
聴くまえに胃薬飲んでから聴いてもらったほうがいいね。
Y:そうだね…
ところで、曲ごとのストーリーはないの?
T:“Monsoorhythm”は、モンスーンの気候ですよ。
あっちはとんでもないスコールっていうか、来るのよ。
だけど晴れた瞬間、嘘のように光が射してさ、「え?今のなんだったの?」みたいになる。
あれはもう。神の所業か?みたいなさ。
Y:その晴れたところが「タララララ〜ン」のとこなの?
T:そう。
激しい雨からの、ね。それがうまく表現できたんじゃないかな。
(注:「タララララ〜ン」のところ、皆さんぜひ確認してみてください。)
あとは四つ打ち。今までなかったでしょ。
四つ打ちってのは、あれほど完璧なリズムはないと思ってる。
Y:まあ、ある意味最終形だよね。
T:若い子のバンドとか見てると、あればっかなんだけど。
Y:最近はほんと四つ打ちと3-3-2(レゲトン的なビート)多いね。
(注:特に文句はありません。)
T:“Jigsaw”のリズムも今回新しいね。
あとギターの音色が今回は歪みをかなり入れてる。
そういうところも俺的には挑戦だね。
もうコータロー(as)に関してはさ、ある種はじめから完成されてるというかさ。
(注:渡辺は関根恒太朗が好きすぎるため、曲について話していても突然コータローの話にワープします。)
Y:二人はもうずいぶん長いと思うけど、どこで出会ったの?
T:コータローとは道端じゃないよね…(考え込む)
(注:渡辺は基本的に道端で人と出会うことが多いため、こういう順序で考えます。)
忘れちゃった。どこだか。
Y:じゃあ道端ではないって書いとくよ。
俺ら道端だからな。
T:どっかのセッションだったかな…(結局思い出せない)
T:あとデュオのやつもけっこういい。
Y:いい曲だね。
えっ???
インタビューするほうもされる方も慣れていないため、いい→いいねで終わってしまいました。
そんないい曲も最後に収録されている"Metro Wilderness"、ぜひぜひ買ってくださいね。
それではまた!
CDショップ、オンラインストアなどほとんど全てのところで、現在絶賛品切れ中です!
ごめんなさい!
週明けぐらいから補充されますのでしばしお待ちください。
そして日付変わって本日土曜は渋谷UNDER DEER Loungeでのレコ発ワンマンライブです。
冠婚葬祭以外の用事は差し置いてご来場ください!
さて、前回の予告通り、今回は渡邊智幸のインタビュー記事です。
渡邊がマニラへの英語留学を控えた7月某日、吉祥寺のカフェでのインタビューです。
ユンタ(以下Y):何から話そうね。
ブログはかなり間が空いてしまったんだけど、前回までのあらすじというか、最近までのところは前編で書いておくので…
比較的最近の出来事から?
トモユキ(以下T):まず新メンバーの加入は大きな出来事だね。
(新メンバーのひとり、河原崎聡(ts)。存在感。。。)
菊地剛(key)はサウンドの変化にかなり影響が大きい。
特に小山田(ds)との相性は抜群にいいね。
あと左手のベースがベーシストにはありえないような動きをするじゃん?
もうラインじゃないじゃん、ソロ弾いてるようなさ。あれが不思議な独特なサウンドを…
音感もいいんだろうね、速いね覚えが。
(注:前任者も超速かったのです…JAZZ KLAXONには譜面がないしリハーサルも少ないので、速くないと加入できないという現実があります。)
Y:アルバムの内容についてはどうかな。
T:やっぱフィリピン(2018年12月のマニラツアー)からの流れだろうね。
Y:ツアーでやってた曲ばっかだもんね。
T:新メンバーで集中的にやって曲の形が固まったところはあるね。
(注:うまいメシもたくさん食いました。)
あとソロの比重も、以前はホーンに偏ってたけど。
最近はホーンがバックでハーモニーやってて、その上で鍵盤とかギターがやると、ラグジュアリーというかさ。ちょっと言い過ぎかもしれないけど。
(注:ラグジュアリーはおそらく言い過ぎです。)
Monsoorhythm(アルバムにも収録)なんかはそれが上手くできたんじゃない。サビのところとか。
手法としては、ちょっと現代的なジャズにも寄ってるところはあるかもね。
(注:そう、バンド名にジャズという単語が入っていますが、実はだいたいの曲はそんなにジャズではないのです。)
特にカート・ローゼンウィンケル(gt)とか、どっかしら影響受けてんのかもね。
ニューヨークで観たときなんかも、オーケストラのうえでソロずっと取ってて。バックはオーケストラなんだけどギターは電気なんだよ。あのイメージは近いかもね。
Y:たしかにそういう場面増えたよね。
T:うん。
T:またワケ分かんねーこと言ってるなと思われるかもしれないけどさ、絵で言うとね、『AKIRA』でハイテクな街の中で、金田が七輪でサンマ焼いて食ってる場面があるのよ。ああいうのがやりたいのよ。
分かる?
Y:分かんない。
T:土着の技でテクノロジーに挑むじゃないけどね。
だから、前も言ったけどおまえ(パーカッション)ももうちょっとフロント寄り(の役割)のほうがいいんじゃない。
Y:あ…俺がサンマなのね……
(そうなのか?)
T:もしかしたらジャンベとかでもいいのかもしんない。
Y:そのうち入れたいけどね…
T:おまえわりとソロよりもグルーヴのほうが好きなの?
Y:いやそんなことないけど、このバンドの歴史とともに長い時間をかけてベースの役割に寄ってきたんだよ。
T:まあ、それでタイトルの”Metro Wilderness”も、そういう絵をイメージしてるんだ。
Y:『都市の荒野』ね。
(注:Nelson Gonzales。フィリピンのケソンにあるジャズクラブTAGO Jazz Cafeのオーナーにして自身ドラマーでもある。マニラのジャズシーンのキーパーソン。)
Y:書いてくれたよ。CDの帯に載せるから、今Katherineにデザインしてもらってる。
(注:Katherine Sy。今作のビジュアルデザインをお願いしたマニラのデザイナー。)
デザインいいよね。日本人のデザインにはない感じあるし。逆輸入感あるんじゃない?
Y:曲、こってりしたのが多いね。
T:でもキャッチーだと思うけどね。
Y:料理でいったら、肉料理〜肉料理〜肉料理みたいな感じだよ。
T:ビタミンはあんまりないね…
昔ボブサップ弁当ってあったね。そういう作品になりそうだね。
聴くまえに胃薬飲んでから聴いてもらったほうがいいね。
Y:そうだね…
ところで、曲ごとのストーリーはないの?
T:“Monsoorhythm”は、モンスーンの気候ですよ。
あっちはとんでもないスコールっていうか、来るのよ。
だけど晴れた瞬間、嘘のように光が射してさ、「え?今のなんだったの?」みたいになる。
あれはもう。神の所業か?みたいなさ。
Y:その晴れたところが「タララララ〜ン」のとこなの?
T:そう。
激しい雨からの、ね。それがうまく表現できたんじゃないかな。
(注:「タララララ〜ン」のところ、皆さんぜひ確認してみてください。)
あとは四つ打ち。今までなかったでしょ。
四つ打ちってのは、あれほど完璧なリズムはないと思ってる。
Y:まあ、ある意味最終形だよね。
T:若い子のバンドとか見てると、あればっかなんだけど。
Y:最近はほんと四つ打ちと3-3-2(レゲトン的なビート)多いね。
(注:特に文句はありません。)
T:“Jigsaw”のリズムも今回新しいね。
あとギターの音色が今回は歪みをかなり入れてる。
そういうところも俺的には挑戦だね。
もうコータロー(as)に関してはさ、ある種はじめから完成されてるというかさ。
(注:渡辺は関根恒太朗が好きすぎるため、曲について話していても突然コータローの話にワープします。)
Y:二人はもうずいぶん長いと思うけど、どこで出会ったの?
T:コータローとは道端じゃないよね…(考え込む)
(注:渡辺は基本的に道端で人と出会うことが多いため、こういう順序で考えます。)
忘れちゃった。どこだか。
Y:じゃあ道端ではないって書いとくよ。
俺ら道端だからな。
T:どっかのセッションだったかな…(結局思い出せない)
T:あとデュオのやつもけっこういい。
Y:いい曲だね。
えっ???
インタビューするほうもされる方も慣れていないため、いい→いいねで終わってしまいました。
そんないい曲も最後に収録されている"Metro Wilderness"、ぜひぜひ買ってくださいね。
それではまた!
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